みんなのアレルギーEXPO 2017

大田区産業プラザ PiO 大展示ホール 2016(平成28)年12月15日(木)~16日(金) 10時~17時(最終日は16時まで)
来場のご案内セミナー・イベント

災害時における避難所の衛生の実態と対策について

■セミナー概要

講師から、1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震など被災地の避難所での居住環境調査や行政支援活動をとおして、見て感じた現場の衛生の問題と実際に行った衛生環境調査や助言改善方法などを紹介します。

講師は、2011(平成23)年5月に、東日本大震災被災地・気仙沼市での行政支援活動で保健所・保健師チームの一員として避難所の衛生対策活動を行いました。避難所の管理者・生活者からの実状の聞き取り、カビ・ダニ・虫など発生調査、廃棄物の処理状態など避難所施設の点検、温度・湿度・二酸化炭素濃度などの室内空気環境の測定を実施しました。最終的にそれらをまとめて報告書をつくりました。その内容は提案書でもあり、地元自治体の統括保健師を通して災害対策本部へ改善助言事項や必要備品等が伝えられました。その後、各避難所に掃除機が配置されました。

こうした経験を次に生かすため講師は、2016(平成28)年4月の熊本地震の際に、被災地の熊本市の保健所で、市の環境衛生監視員、支援自治体の保健師チーム等を対象にした研修会で話をしました。これを受けて、市保健所では、避難所・衛生環境調査票を作成し、現場調査を行い、問題点の指摘、改善点の助言について内容を明記した文書を関係部署へ通知したのです。

■講師名

中臣昌広(なかとみ・まさひろ)

■講師プロフィール

文京区文京保健所生活衛生課 課長補佐
1981(昭和56)年4月東京都特別区の荒川区に入庁後、荒川区荒川保健所を始め、文京区小石川保健所、文京区本郷保健所、文京区文京保健所において環境衛生監視員として長年勤務する。
水の衛生、住まいの衛生、公衆浴場等のレジオネラ症対策に取り組むほか、災害時の居住環境の実態調査、支援活動のため、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など被災地を訪れ、その実態を専門誌等に報告している。
自著:『「水」の安心生活術』集英社新書
    『都会できる 雨、太陽、緑を活かした小さな家』農文協
    『レジオネラ症対策のてびき』倉文明監修、日本環境衛生センター
隔月刊『地域保健』(東京法規出版)で「中臣さんの環境衛生ウォッチング」を連載中。現在、熊本地震関連の報告を連続掲載。
今年4月から、月刊『生活と環境』(日本環境衛生センター)で「災害時の居住環境」を連載中。

■場所

〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
京王プラザホテル4階 かえで

■お問い合わせ先

一般社団法人 日本環境保健機構
03-6869-8270 平日9:00~18:00